WordPressのダッシュボードページに「テーマの更新や、プラグインの更新をしてください」という表示がでることありますよね。
言われるがままに更新ボタンを押してしまうとサイトの表示が崩れたり、記事が表示されなくなったりしてしまうことも。
そんな緊急事態の対処法や原因、調整方法をご紹介します。
サイトの表示が崩れる3つの原因
- WordPressの更新をした
- テーマの更新をした
- プラグインの更新をした
更新する内容は大体3パターン。ほかにphpの更新もありますが、意図的に更新しない限りphpは更新できないので今回は割愛します。
WordPressの更新をして崩れた場合
WordPressの更新で崩れた場合は、テーマやプラグインの互換性がなくなってしまうことが原因で表示に影響がでます。
その場合はテーマやプラグインの制作者に確認が必要です。Wordpressのアップグレードに合わせてテーマやプラグインも更新されるので、不具合があれば問い合わせてみましょう。
テーマの更新をして崩れた場合
テーマの更新で崩れた場合は、親テーマを調整していなかったか確認してください。テーマをインストールしたら子テーマを作成し、アップデートで影響の出ないようにしておく必要があります。親テーマを更新しても子テーマの調整をしていれば大きな影響はありません。
プラグインの更新をした
プラグインの更新で崩れた場合は、一度すべてのプラグインを無効化してみましょう。プラグインを無効化して表示が直る場合は、原因のプラグインを探すため、すべて解除した状態から一つずつ有効化させていき、問題のプラグインを割り出していきます。キャッシュ系のプラグインは影響が出やすいので確認してください。
プラグインの特定ができたら、不要なものは削除、必要なものは差し替えられるプラグインがないか探してみましょう。特別なプラグインの場合は製作者に問い合わせて確認してみるのも手です。
更新関連以外で崩れることもある
更新で崩れる場合の基本的な原因と調整の仕方について紹介しました。
それでも表示ができない場合は、ヒューマンエラー的な可能性もあるため、使用していたテーマとは別のテーマを誤って有効化していないかも確認してみましょう。
単にcssが動いていなくて装飾部分だけ表示できていない場合もあります。テーマにCSSが記載されているか、記述ミスがないかチェックしてください。
また、更新する際には、バックアップをとっておくことが大切です。
テキストコンテンツは、ダッシュボードのツールからエクスポートを選択。すべてのコンテンツをダウンロードしておきましょう。cssや追加した情報はFTPから落としておくか、WSE(ウェブサイトエクスプローラー)でサイトを丸々ダウンロードしておくと安心です。
バックアップさえ取っておけば、壊してしまってもすぐに元に戻せるので、バックアップを取ったうえでいろいろチャレンジしてみましょう。